単数/複数で悩んでいます。日本語では単数/複数の区別がなくても誤解は起きないので、実はあまり気にしなくていいのではないかとも思っています。本当のところはどうなんでしょうか。
Although Japanese does not make distinctions regarding plural/singular, this is one of the main causes of misunderstanding when translating into English, (the other being articles “a” and “the” ). As a rule, when speaking generally, use plural nouns, and when speaking specifically, use singular. However, this is only a very general rule. (Tom. H)
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コロン(:)とセミコロン(;)の使い方の違いを教えてください。例を示す場合はどちらが適当でしょうか。
コロン(:)は、その後に具体的な内容を述べるときに用います。先におおまかなことを言っておいてから、その後で具体例をリスティングする場合などに使われます。
(例) It consists of the following items: A, B, C, and D.
セミコロン(;)は、同様の内容を述べている文章の区切りに用います。この場合は、soで置き換えることができます。 |
「すなわち」は、i.e.という略語を使ってもいいですか?
orの他、i.e.を使うこともできます。ただし、文章全体を他の表現に言い換えるときの「すなわち~」は、in other words~,やthat is~を用います。
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「種類」を表す単語は様々ありますが、type, category, class, sort, kindなど、階層の違い(レベル的に)というのはあるのでしょうか。また、技術翻訳で頻出のもの、稀出のものはどんなものがあるでしょうか。
これらのことばは、たとえばトップにcategoryが来て、その下にtypeが来る、といった階層的な分類法はありません。また、それぞれの厳密な定義もないと言ってよいと思いますが、一般的に考えられている使い分けを簡単にご紹介しておきます。
categoryは意味の範囲を示すことばです。
sortやkindは具体的な名詞の分類を示すときに使われるのが一般的です。
classは差別化をするとき、つまり内容にランクをつけるような分類です。
typeは最も一般的な「種類」の訳として、商品、システム、建物などに広範に用いられます。 |
用語で迷ったときなど、カッコ( )を使いたいのですが、カッコはあまり使いすぎない方が良いのでしょうか?
カッコは多用しない方が良いです。実際の仕事では、クライアントからクレームがついてしまいます。訳文は迷ったらカッコをとるか、その部分をすべて削ってしまった方が良いです。原文にカッコがある場合はそのままで可。
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