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翻訳一般 Q&ASCHOOL

ソフトウェア翻訳について

ソフトウェア翻訳業界の現状について教えてください。

 
「ソフトウェアの翻訳」とひとくちに言っても、個人がパソコンで使うアプリケーションから、企業で使われる大規模なシステムまで、そのシステムの規模や内容や文章などの難易度はさまざまです。 
各分野でのIT化が進んだ結果、ソフトウェアの基盤的な部分は安定した需要が見込める分野として成長してきました。しかしこれからは、より専門的に特化したソフトウェアの知識が要求されるでしょう。
また「TRADOS」などの翻訳支援ツールの実務スキルと機械翻訳を組み込んだ翻訳支援ツールの活用などを積極的に運用していく翻訳者が求められています。
 
■通信講座 【ソフトウェアコース】 英和
 

ソフトウェア分野の翻訳というのは、専門知識のある方を対象とした文章の翻訳がほとんどなのでしょうか?

 
これからは、より専門的に特化したソフトウェアの知識が要求されるでしょう。MSDN など、開発者向けのドキュメントになると、深い専門知識が必要になってきます。セキュリティ分野の知識や、各種の予測をする計算アルゴリズムを使った知識が要求されることなどが代表的な例です。 
三次元CADなどの新規拡張機能の部分の翻訳も実際にそのソフトを使った経験のある翻訳者を指定されています。
 

「TRADOS(トラドス)」という翻訳支援ツールについて教えて下さい。

 
ITソフトウェアの翻訳では「翻訳支援ツール」を使う翻訳会社が殆どです。以前訳した類似文書を利用できるのが大きなメリットです。バージョンアップ版のソフトウェアマニュアルの翻訳などに特に威力を発揮します。コンピュータの画面上に、翻訳メモリ(TM)から既訳部分が表示されています。新規原稿(追加、変更、削除)の箇所のみを翻訳しますので一から翻訳をしていくのに比べ、はるかに楽に翻訳ができるのです。  
また、同じようなパターンの文章が繰り返し出てくる場合や、1冊のマニュアルを複数人で担当する場合の訳語統一などで威力を発揮しますので、ITソフトウェア分野では、この「TRADOS」という翻訳支援ツールは業界標準の翻訳ツールとして広く使用されています。
 
■通学講座 TRADOS講座 翻訳者・チェッカー編
 

「TRADOS」が使えないと翻訳者になれませんか?

 
残念ながら、 なれません。
「TRADOS」は翻訳支援ツールのひとつですが日本での使用実績は20年ほどになります。導入実績が他の翻訳支援ツールに比べてはるかに多いためデファクトスタンダードとなっています。
近年ではTORADOSやこれ以外の翻訳支援ツールが特許分野、医療機器分野などでも積極的に使われています。これから翻訳者を目指す方は翻訳支援ツールを使えることが求められます。
 
■通学講座 TRADOS講座 翻訳者・チェッカー編
 

「TRADOS」の購入は必要でしょうか?

 
最近ではフリーランスの翻訳者でも、TRADOSを持っていることが発注の条件になっています。発注者によってはTRADOS以外の翻訳支援ツールの使用を条件にすることもあります。
翻訳者にとって、パソコンの購入が必須のようにTRADOSなどの翻訳支援ツールを購入して準備しておくことが欠かせないものとなりました。
 

ソフトウェア翻訳者の収入はどれくらいですか?

 
フリーランスの場合、英文和訳は原文1ワードあたり9~10円の収入になります(※)。1日実働8時間として1500~2000ワードはこなせますので1カ月20日勤務とすれば、月収は21~40万円程度です。
※イカロス出版「通訳翻訳ジャーナル2014SUMMER」より
 

ITの英訳は需要が少ないのでしょうか?

 
和文英訳の翻訳が発生するのは、日本企業が開発した製品を輸出する場合です。例えばキャノンやエプソンなどのプリンタ関連は、マニュアルから特許まで英訳の仕事があります。
IT系では、ソフトウェアに関しては残念ながら日本発の製品が少ないため、英文和訳に比べて和文英訳の仕事も少ないのが現状です。
 


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